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2018.04.06 S邸(京都)
S邸が竣工しました。
季節は丁度桜の盛り。
S邸の周りにもたくさんの桜があって花見にはうってつけです。
年始より工事を始めてわずか3カ月の間に完成しました。
それではS邸のビフォーアフターをお楽しみください。
こちらは改修前の内観です。
メインの大開口に面して写真奥がダイニングキッチン、
手前がリビングでした。
そして現在がこちら。
リビング位置から大開口を見ています。
内装材が自然の木になり、暖かい雰囲気をまといました。
また木の材種も明るい色味のものを選ぶことによって
軽快でさわやかな印象となっています。
こちらはダイニングキッチン
今回の改修のポイントは限られた空間内で「広さ」を感じさせること。
改修前のプランと水廻り位置などの大まかな構成は変えていませんが、
壁面位置を窓際から1.5mだけ後退させました。
この1.5mの差が結果的に空間の広がり感に大きく影響します。
そして見返り。
写真右手は寝室、左手は浴室となっています。
こちらの物件は浴室廻り以外は、基本的に「ワンルーム」で成立しています。
これも広さ獲得のポイントのひとつ。
ちなみに以前はこのような内観でした。
そしてもうひとつのポイントがこちら、
ワンルームを建具で間仕切ることによって部屋をつくります。
こちらはブラインド式の建具で、開ければ採光と通風がとれ、
閉めれば遮光と遮音ができる優れものです。
キッチンからの眺め。
写真奥は壁面収納となっていて、ワンルームの
端から端まで連続している大容量収納です。
建具は天井いっぱいの高さ(2350mm)にして
垂れ壁等を出さず、開放すれば一つなぎの大空間になります。
新春の贈り物として、お施主様にお住まいを提供できたこと、幸せに思います。
今日は完成を祝して花見酒です♪(秋吉)