ブログWeblog

ブログトップ

T邸(福岡) 最後の配筋検査

2017.10.28 2018 博多の家(福岡)

台風22号が迫る金曜日。
10月末というのに福岡は夏日です。
T邸(福岡)では南棟外壁の型枠が外されコンクリートの躯体が現れました。
隣地沿いの埋め戻しも無事完了し、一山超えた現場です。





コンクリート圧縮強度試験でも設計強度を上回る数値が確認されました。
スラブを支えているサポートも来週には解体・撤去します。

西側隣地沿いには屋外階段の配筋も完了。





この日は南棟と北棟をつなぐ中間部の配筋検査。
7月末から始まった配筋検査も7回目にして最終日を迎えました。

写真は中庭から中間棟を眺めたカットです。
鉄筋屋さんがもくもくと頑張ってくれています。

特殊な配筋要領にも対応頂き、今まで本当にありがとうございます。





敷地南西より北棟への見通し。
手前の竪穴は南棟のEVピットと階段室です。





敷地南東、南棟のテラスより中庭をはさんで北棟への見通し。

南棟と中間棟の1階、北棟の2階に木造の軸組みが立ち上がり、
それらが大屋根でつながります。





配筋検査終了後。
安恒組さんの加工場に移動して、木工事の打合せ。





宮崎棟梁、自らの手により着々と構造材が加工されています。
番付け、墨付け、刻み、全てに手の跡が残る仕事です。

プレカットが主流の中、手仕事を貫く姿勢。見習いたいです。





来月、11月中旬にはいよいよ建方です。

(上野)