ブログWeblog

ブログトップ

竣工間近です。

2016.09.21 2016 呉羽の家(富山)

N邸の現場監理に行ってきました。
現場は竣工間近に迫ってきましたが、前回の更新から今までの動きをダイジェストでお伝えします。

床が貼り終えた頃の様子です。

今回の床はダントーのタイルを使います。
お施主様は愛犬を2匹飼っているのですが、以前のお宅ではフローリングの床で滑ってしまって過ごしにくそうにしていました。そのことから改築後の床には滑りにくいようなザラっとした石目調のタイルを使用しています。

天井の柔らかな葦材とは対照的に、床は黒めの硬い材料を使うことで空間を引き締めています。
壁にボードも張られて、ひとまず大工さんの仕事は一旦終わりました。


そしてしばらくして日が経ち、壁に付く造作家具の搬入が終わりました。
壁に付く家具がついてやっと、壁の仕上げを行う事ができます。



お風呂のタイルも貼り終えていました。このタイルもリビングの床と同じダントーの色違いです。
浴槽と天井は既存のものを使っていますが、依然とはまったく印象が変わっています。
既存のタイルをやり替えると同時に、下地から防水処理までやり直しています。


午前中現場監理を済ませ、午後からはお施主様や造園屋さんと一緒に庭木の選定に行きました。
今回お世話になる造園家の方は、「ます家」の増山さんです。
まず増山さんの畑にお伺いして、その後は「吉田農園」さんという雑木の庭木を多く扱っているところを紹介して頂きました。

吉田農園さんでは、月に2回のペースで市場が開かれるようで、その際には全国から珍しい庭の材料が揃うようです。増山さんも買う用事がない場合でも勉強のために毎回訪れるそうです。
今回は市場はやっていませんでしたので、吉田農園さんの畑に案内して頂きました。

所長が描いた造園図を元に、お庭好きの奥様と相談しながら庭木を決めていきます。

この日、どんな樹木を選んだかは完成までのお楽しみです。



そして昨日いよいよ残りの家具や壁の仕上げが出来上がってきたので、現場チェックに行ってきました。



今回の台所は全て造作で作っています。お施主様のご要望でシンクの高さは少し高めで、コンロの高さは低めにしており、段のある調理台になっています。天板は人工代理石です。

これで造作家具はすべて入り、残りは設備関係と造園工事を残すのみとなりました。
次回は造園工事の様子をお伝えできるかと思います。

お楽しみに。