京都造形藝術大学の通信大学院の作品見学ツアー１日目。これから３日間かけて横内事務所の作品と、その他大学院で教えておられる先生方の作品を見て廻ります。
まずは只今現場が進行中の桜並木の家。まだ完成はしていませんが、そのスケールの大きさに学生のみなさんからはため息が漏れていました。
工事が進行中のお庭や、内部空間も所長の説明を交えながら見学しました。竣工まであと少し。これから家具が入り、お庭が完成した姿がとても楽しみです。

続いて２年前に竣工した細庭の家の見学へ。実際に住まわれているお宅を見せていただきました。
設計者が手をかけられるのは竣工時までですが、その住宅が実際に建て主さんによって住みこなされ、それぞれのお宅の独自の工夫や愛着が建築にプラスされているのを見ることはとても嬉しく、また設計にもリアリティーがわき大変勉強になります。
皆さん真剣にメジャーで測りながら、スケール感を捉えていました。
欄間の部分は開閉でき、ガラスを開けることで風が通るようになっています。所長自ら開けて、レールの仕組みを解説してくれました。
本日の見学はこれで終了。あと二日間、京都・名古屋と見学ツアーは続きます。
皆さんお疲れ様でした。