地鎮祭から丸一年の工事を経て、M邸がようやく完成を迎えました。
本当に長い間いろいろな方の協力があってできた建物を眺めてこみ上げるものを感じます。
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今日は完成引渡しに伺いました。

森の緑に隠れるように建物が建っています。
ゆるやかなカーブのアプローチを進んで中に入ります。
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リビングルームは2層吹き抜けで3方向に大開口があり、
家の中より森の中といった感覚の解放感です！
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中心に置かれた石積みの暖炉も森の背景と相まって、
自然を全開で感じつつも、実は家の中にいると後から気付くような
不思議な錯覚を起こす空間ができたように思います。
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暖炉はすべて軽井沢の自然石を積んでつくりました。
大工さんにフローリングを石の凹凸にあわせて加工いただいて、
文字通り床を突き抜けて立つ暖炉になっています。
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どっしりとした風格、こんな暖炉見たことないです！
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そんな暖炉にM様自ら火を入れていただきました。

石肌に火の灯りが映るととても綺麗です。
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皆しばし言葉少なく焚火の音を聞いていました。。。
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外の森へ出ます。

今回は庭はつくらず、自然の草木が育つのを待つことにしました。
地面にはすでにクリやクルミなどの木の実がたくさん落ちていました。
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この短い滞在でも、なにか根源的な意味での自然と向き合うような体験をしたように思います。
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すごく雄大な感じがする、こんな建物見たことないです！
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これほどの深いテーマをもって住まいづくりに取り組めたところには、M様のご理解・ご協力があったからこそだと本当に感謝しております。
ぜひ長くお住いいただいて、大自然を満喫してくださればと思っております。




秋吉