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Y邸新築工事 7

2024.10.18 Y邸新築工事




こんにちは。

スタッフの林です。


インスタグラムでも更新しています「Y邸新築工事」

7回目のブログです。


今回は、暖炉まわりの工事について

ご紹介したいと思います。


暖炉は薪ストーブと違い、既製品ではないため

いちから設計し、特注のパーツを作り、完成させます。



Y邸の暖炉のはじまりは、建物が建つ前から。


基礎の立上りコンクリートを打設する際

同時に、暖炉の基礎も作ってしまいました。


基礎工事については2回目のブログをご覧ください。


コンクリートブロックで基礎を作ることもありますが、

今回はこの上に約6メートルもの

高さのある煙突が乗るため

RCでしっかりと作ることになりました。



基礎の直上、ダンパーがとりつく場所には

鋼製のアングルで作った下地を乗せ

そのうえに、煙突の柱となる木下地を立てます。



煙突の中には、鋼製の二重の筒。

実はこれが煙突です。

箱は、煙が通る筒を囲っているだけでした。

煙突は暖炉屋さん、箱は大工さんが作っています。



薪を乗せる火床は、熱に強い大谷石。

火を囲む壁は、耐火煉瓦を一つずつ

積み上げて立ち上げます。


作業されているのは、暖炉屋さんの「憩暖」さん。

いつもお世話になっています。



煙の吸い込み口にはスモークチャンバーが乗り、

煙突とつながりました。



暖炉の壁は左官で仕上げますが、

火口の上には石が乗ります。

その設置方法を打合せしているところ。



一方、こちらは煙突の屋外部分。

煙突作業専用の足場が、屋根の上に立てられました。


煙突は下屋を突き抜け、大屋根の軒も貫いています。

屋根との取り合い部分は、板金屋さんが雨仕舞をしました。


大工さんが柱を立て、面材、透湿防水シートまで施工したら

左官屋さんが、モルタルで下地を作ります。

そして、塗装屋さんが仕上の塗装をしたら、、



暖炉屋さんが、煙突の先端に

雨除けのフラッシングと傘を乗せて、

煙突ができました。



様々な業者さんが施工に携わり、暖炉と煙突が完成します。


暖炉は、まだ仕上げの工程を残しています。


完成をお楽しみに。



スタッフ 林