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2024.08.01 M邸(軽井沢)
軽井沢、M邸は冬を越え、あたりは春めいてきました。
思えば地鎮祭からそろそろ1年が経ちます。
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工事はいよいよ仕上げの段階に入り、建物の完成が目に見えてきました。
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リビングの内装も仕上がっています!
思えば地鎮祭からそろそろ1年が経ちます。
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工事はいよいよ仕上げの段階に入り、建物の完成が目に見えてきました。
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リビングの内装も仕上がっています!
外壁の仕上げと同じ意匠で内部も仕上げているので、吹き抜けと大開口部の解放感も相まって、
部屋の中なのか外なのか分からないような空間に感じられます。
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そんな壁の隅にひょこっと小さな丸いものが。
部屋の中なのか外なのか分からないような空間に感じられます。
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そんな壁の隅にひょこっと小さな丸いものが。
廊下の天井にも!同じものが家中にあります。
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今回のお住いにはこの丸いものがあって、逆に一般住宅によくあるものが見当たりません。
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今回のお住いにはこの丸いものがあって、逆に一般住宅によくあるものが見当たりません。
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それはエアコンです。
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今回のお住いは全館空調を採用し、各部屋にエアコンを設置しない設備計画としました。
丸いものはその吹き出し/吸い込み口だったのです。
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今回のお住いは全館空調を採用し、各部屋にエアコンを設置しない設備計画としました。
丸いものはその吹き出し/吸い込み口だったのです。
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前回M邸のブログでご紹介した、熱が逃げにくい高気密高断熱の外皮を活用して、機械による安定した換気と空調を実現しました。
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小屋裏にその機械が隠れています。
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これが第一種換気設備。熱交換をしながら外の新鮮空気を取り込んで、血管みたいにのびるダクトを通って、先ほどの吹き出し口から家中に空気を送り込んでいます。
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小屋裏にその機械が隠れています。
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これが第一種換気設備。熱交換をしながら外の新鮮空気を取り込んで、血管みたいにのびるダクトを通って、先ほどの吹き出し口から家中に空気を送り込んでいます。
熱交換換気をすることによって、外は氷点下でも15度程度の室温を保つことができます。そのため、この家に設置したエアコンは5.0Kwの1台だけで済みました。
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エアコンは換気設備のダクトの途中に組み込むことで、家全体を換気しながら空調できるシステムとなっています。
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エアコンの容量としては足らないのですが、高気密高断熱の宅内を24時間熱交換換気する中で徐々に温まるという考え方です。
エアコンは間欠運転より連続運転の方がエネルギー消費が少なく、そうすると月々の電気代も抑えられます。
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エアコンは換気設備のダクトの途中に組み込むことで、家全体を換気しながら空調できるシステムとなっています。
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エアコンの容量としては足らないのですが、高気密高断熱の宅内を24時間熱交換換気する中で徐々に温まるという考え方です。
エアコンは間欠運転より連続運転の方がエネルギー消費が少なく、そうすると月々の電気代も抑えられます。
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高性能住宅のポイントは、建物本体のスペックを上げていくことで、設備を減らせること、エネルギー消費を減らせること、にあります。
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イニシャルコストはかかるのですが、高スペックな建物ほど長寿命にもなり、生活も含めた全体のコストが抑えられるのです。
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長期的な視点で投資を行うことが、エコにつながる、そういう考え方でつくられた住まいです。
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イニシャルコストはかかるのですが、高スペックな建物ほど長寿命にもなり、生活も含めた全体のコストが抑えられるのです。
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長期的な視点で投資を行うことが、エコにつながる、そういう考え方でつくられた住まいです。
少し未来を先取りしすぎて、実際の設計や工事は分からないことが多くて大変でしたが、その分長生きする建物になってくれればと思います。
秋吉
秋吉