今年の2月より大阪で新しい物件が着工しました。
施工は越智工務店です。

梅雨時期の建方に、毎日天気予報を確認するどきどきの日々を過ごしましたが、
天気予報が見事に外れ、全日お天気に恵まれる建て方となりました。

1日目は１階部分が無事完了。

2日目は化粧の通し柱と梁を組む難しい作業もありましたが、順調に2階まで組み上がりました。

居間の天井は垂木を化粧で見せる仕様のため、化粧垂木→化粧野地板→野垂木→断熱材→野地板→ルーフィングという
工程となり、雨じまいを完了するまでにたくさんの作業を要します。

さらに化粧野地板は張る前に色分けをし、計画的に貼る必要があります。
雨の接近にはらはらしながらも、一つ一つの工程を丁寧にかつ迅速に作業が進められていきます。

化粧梁の垂木彫りと化粧野地板用の溝加工。
この加工はプレカット工場で大工さんが手加工してくれています。

居間の天井が出来上がった頃に、上棟式を催しました。
大工さん手作りの御幣にご家族の皆様に名前を書き込んでいただきます。

棟木にかすがいを打込み、御幣を掲げ、全員で工事の無事を祈願しました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、式の終盤には子供たちの元気な声に呼びよせられたお日様が雲の合間から顔を覗かしておりました。

梅雨時の気を抜けない建方とのなりましたが、暑さの厳しい中でも迅速に丁寧な作業をしていただいた大工さん、現場が順調に進むように何度も打ち合わせを重ねていただいた越智工務店さん、山長商店さんに感謝申し上げます。
これからまだ気を抜けない作業が続きますが、引き続きよろしくお願い致します。増田