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I邸(福岡) 2階配筋検査

2024.06.12Ⅰ邸(福岡)

I邸(福岡)の2回に渡る現場監理をご報告。
5月下旬の全景


6月中旬の全景


5月下旬/2階床スラブ配筋検査


6月中旬/2階壁配筋検査


検査の傍らも型枠大工、鉄筋工の職人さんが黙々と作業を継続。


2階壁型枠にはスタッド付きのベースプレートが仕込まれています。これが何かが解る方は勘がいいかもしれません。よく見るとヒントがあります。


足場最上部からの眺め。
2階、3階のレベルでは北側の森が借景として効いています。


建物最南端よりの見通し。
足場が外れたらこの風景を見ることは出来ません。監理者の特権(ご褒美)ですね。



さて、
この四角い立ち上がりを1階の反対側から見ると
資材置き場になっている空間の向こうにRCの立ち上がりが見えます。



今はほとんど何もない空間も
所長のパースを通して見ると


美しい柾目の杉板に包まれた大らかなリビング・ダイニングが現れます。つまり、この建物は確かな壁で守られた洞窟のようなRC造と木漏れ日が降り注ぐ木の下のような木造の混構造なわけです。


建物外部からの眺め。
手前と奥のRC造の間が木造になります。8m角あるこの空間に大きな屋根を架けるために木造の梁を鉄骨のH鋼で補強します。先ほど紹介したベースプレートはそのH鋼を接合するための部材だったというわけです。


屋根がかかるのはまだ先です。
外観がどのような姿になるか?想像してみていて下さい。



スタッフ・上野