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O邸(岡山市)4

2024.05.29O邸(岡山市)

今回のブログは岡山市O邸を紹介します。

前回のブログでは外壁の下地まで進みましたので
今回は外壁サイディング張りから見ていきましょう。
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この物件では外壁の下地が2パターンあります。
上の写真は透湿防水シート(青いシート)の上に縦胴縁を打ち、その上に横胴縁を打っています。
このあとサイディングを貼り、仕上げていきます。

ここはアプローチの正面に当たる壁なのですが写真右下に見えている基礎に鉄平石を貼って仕上げます。
鉄平石と下地のモルタルを合わせると約50mmくらいの厚さになります。
ですので鉄平石の仕上がり面と、外壁の仕上がり面が同じくらいになるように下地で調整したということです。
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そして外壁、石貼りが完了。
左官、鉄平石ともにとてもきれいに仕上げていただきました。
石は1枚ずつ柄が違います。
鉄平石は柄の違いのほかに、赤系や青系の色味の違いがあるのが特徴です。
違う色同士が横に並んでも同じ石なので違和感はありません。
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もう一つの外壁下地は透湿防水シートの上に縦胴縁を打って、その上にサイディングを貼ります。
写真左側の黄色っぽい壁がサイディング貼りを終えた部分です。
こちらの外壁完了の姿は次回のブログで紹介します。
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さて、次は室内を見ていきましょう。
これはキッチン上部のトップライトです。
この家はキッチンが建物の中央に位置するので、
自然光がキッチンまではほとんど届きません。
そこでトップライトを設けました。
北向きに設けることで安定した明るさの確保ができます。
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続いてフローリング材のチェックです。
同じ材のフローリングでも柄が違うので
貼り方によって部屋の雰囲気が変わります。
全てのフローリング材を梱包からはがして仕分けます。
とても細かい注文ですが、
監督と棟梁が一緒に仕分け作業をしてくれました。
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別の日、監督から暖炉の写真が届きました。
大谷石の上に耐火レンガが積まれています。
この時点で火入れがとても楽しみになってきました。
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最後に、造園屋さんが庭の土の状況を確認しに来てくれました。
どのような土か、水はけは良いか、どこに水を流していくかなど、、
所長が描いた造園図をもとに自動潅水のルートも確認。
ちなみに今回の敷地は水はけがかなり悪いので
起伏をつけたり、桝の位置を調整したりしてくれました。
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以上、今回はここまでです。
次回は外壁の左官が完了し、足場が外れたところから紹介します。


スタッフ 松原