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Ⅰ邸(福岡) 1階壁 配筋検査

2024.05.23 Ⅰ邸(福岡)

I邸(福岡)の進捗をご報告。
現場では1階壁の型枠が起こされ、足場も組み立てられました。


型枠の内側では鉄筋が組まれ、設備用のスリーブや配管が仕込まれています。私達設計・監理者は配筋が設計図通りか、設備が計画通りか、また、設備が鉄筋と干渉していないか等々をくまなくチェックしていきます。


足場からのRC造エリアの全景です。次回の現場監理では2階床梁とスラブ配筋が出来上がっている予定です。


敷地西から東を見る。建物が2つに分かれているように見えますが、建物の全体構成については改めてご紹介します。


小屋組みの原寸模型。大工さんが作ってくれました。
寄棟の隅木取り合いを上から見たところ。


隅木と桁の取り合いを下から見たところ。



そして
この模型を載せて向かった先は鉄工所。


まずは鉄骨製品検査。
別棟で鉄骨造の車庫を建てるので、その為の製品検査です。


特別難しいことはしていませんが、きっちり検査してきました。


溶接部の超音波探傷試験も問題なし。


その後、本体・住居棟の打合せ。スパンの飛んだ木造の屋根を補強するために今回は鉄骨を使います。スクリーンの緑ラインが隅木を示し、その下の白いラインが補強のH鋼を示します。先ほどの模型の隅木をH鋼が支える訳です。鉄工所の技術者に設計者としての意図を伝えてきました。



その後の現場の状況
撮影:大石建設 溝田所長
壁から跳ね出すRC庇の型枠と配筋状況です。
現場は順調に進んでいます。



スタッフ 上野