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Y邸新築工事 4

2024.04.05 Y邸新築工事

こんにちは。

スタッフの林です。


インスタグラムでも更新しています「Y邸新築工事」

4回目のブログです。


今回は、内部化粧板材が張られ、屋根の下地を終えるまでをご紹介します。


前回のブログで最後に載せた、

1月13日、建て方最終日の写真がこちらです。
そして、このブログを書く前日

4月4日の写真がこちらです。
外観にはあまり変化がありませんが

ブルーシートの下には様々な仕事が、、、
まず、Y邸にはほとんど‘天井’がありません。

上の写真のように、2階の小屋組みはすべて現しになっています。

つまり、2階から見上げて見えるのは小屋裏の床板の裏面です。

狭い小屋裏での作業に垂木が邪魔になるため

垂木を流すより先に、化粧板張りを施工する必要がありました。
吹抜けの天井も同様。

化粧垂木→化粧野地板→野垂木

の順で施工するため、屋根がない状態で

天井を仕上げなければなりません。




化粧の杉板は、全面、鳥取県の智頭杉。

反りや個体差もある自然のものの施工には、細やかな気遣いが必要ですが

素材の良さを生かし美しく仕上がっています。
野垂木を並べ、屋根の断熱材を敷いていきます。


断熱材の上には今回初めて取り入れてみた、アルミの遮熱材。


昨今は住宅の性能がより重視されるようになり

どのような仕様を採用するか、とても難しく感じます。

効果はいかに、、、
通常、屋根の野地板には構造用合板を用いますが

水を含んだ時の劣化の心配をなくすため、無垢の杉板を使用。

斜め張りにして耐力をとります。

昔ながらの工法ではありますが、手間がかかるため

最近の住宅にはあまり用いられません。



所長の思いから、挑戦的な仕様を採用しているのも、Y邸の特徴です。
次回は、屋根が完成した姿をご紹介したいと思います。


私(担当者)は瓦葺きの施工風景を見たことがないので、楽しみでもあります。


インスタグラムでも投稿しますので、おたのしみに。



スタッフ 林