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О邸の造園工事を行いましたので一部ご紹介。


造園前のエントランスの様子。
手前建物は平屋のため平瓦がキレイに見えております。
板塀の内側はサブリングのための前庭です。


今回の造園も滋賀県高島の「田んぼ庭の家」やT邸(京都市北区)を
していただいた庭知の伊庭さんにお願いしました。
樹木の選定は建物を意識して樹高や枝ぶりなど良いものを選んでいただいております。


板塀内側の前庭からご紹介。
メインツリーはジューンベリーの株立ちを。
赤い実がすでに生っております。


ジューンベリーの周辺地被は将来、
家庭菜園で色々な苗を植える予定のため作りすぎず
ヘビイチゴ、ツワブキ、ヤブランなどを植えました。


室内から見た様子がこちら。
サブリビングに面する場所で、
ゆったりとお食事やティータイムをしながら眺めたときに
木漏れ日や鳥が訪れる様子を楽しむ事ができるように。
キッチンとも一続きのため、調理しながらも楽しめます。


次に中庭です。
モミジをメインツリーにしたお庭です。
当初の計画では2本のモミジを植える計画でしたが
とても立派なモミジだったので、1本に変更。
残りは玄関側に移動する事に。


お施主様のご要望で閑静な庭園もお好きとの事でしたので、
地被の面積を少なくして、その周りは砂利敷とするお庭にしました。


最後に玄関アプローチです。
玄関前は整備されすぎたお庭ではなく雑木林の下を歩くような、
訪れる人を優しく迎え入れる雰囲気とするため
床は乱貼りの石敷き、目地は苔とし、自然のニュアンスを入れました。


出来上がりがこちら。
石と植栽スペースのエッジはぼかし、
シンボルツリーを対角線上に設ける事で
下を歩くときに木漏れ日を感じる事ができるようにしております。



次回は各部屋の様子がご紹介できればと思いますので、お楽しみに。
(澤村)