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2023.06.16 建築の旅
こんにちは。
今回からは京都にある私が好きな庭園をご案内します。
まずは大徳寺高桐院です。
肥後の細川氏により江戸初期に建立された塔頭で、細川ガラシャの墓があることでも有名です。
今回からは京都にある私が好きな庭園をご案内します。
まずは大徳寺高桐院です。
肥後の細川氏により江戸初期に建立された塔頭で、細川ガラシャの墓があることでも有名です。
門を入ると、街中にもかかわらず森の中にいるようです。
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門回りの動線は何度か直角に曲がるようにつくられているため、曲がった途端に景色が変わります。
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これは秋の景色。
さまざまな色に紅葉する楓が植えられています。
突き当たりに唐破風門があり、そこが正式な入り口ですが、観光客は右手にクランクして入ります。
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さまざまな色に紅葉する楓が植えられています。
突き当たりに唐破風門があり、そこが正式な入り口ですが、観光客は右手にクランクして入ります。
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南側の主庭です。
楓と苔と灯籠が一つだけのシンプルな庭です。400年も前に出来たと思えないほど現代的です。
これらは35年ほど前に撮った写真で、鬱蒼とした感じがしますが、いまは主木が枯れてしまい、もう少し明るい庭になっています。
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楓と苔と灯籠が一つだけのシンプルな庭です。400年も前に出来たと思えないほど現代的です。
これらは35年ほど前に撮った写真で、鬱蒼とした感じがしますが、いまは主木が枯れてしまい、もう少し明るい庭になっています。
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秋は一面の散り紅葉となります。
背景の常緑樹との対比が見事です。
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背景の常緑樹との対比が見事です。
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年によって、紅葉の色も違います。
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葉の形を見るとイロハカエデではなく、ヤマモミジだと分かります。
ヤマモミジは紅葉するものと黄葉するものがあるので、変化が生まれます。
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ヤマモミジは紅葉するものと黄葉するものがあるので、変化が生まれます。
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これは西側の茶席に続く庭。
今は植木で見えませんが、真正面にガラシャの墓である無一物という銘の灯籠があります。入り口の唐破風門から一直線の位置です。
京間の間口6.3尺内法5.7尺というプロポーションは美しいですね。
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今は植木で見えませんが、真正面にガラシャの墓である無一物という銘の灯籠があります。入り口の唐破風門から一直線の位置です。
京間の間口6.3尺内法5.7尺というプロポーションは美しいですね。
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その奥にある松向軒という茶室。黒壁の渋い小間席です。
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続いて竜安寺です。
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続いて竜安寺です。
砂と石だけでどうしたらこんな庭が作れるのでしょうか...
では、次回も京都の庭を訪れます。
お楽しみに。
(横内)
では、次回も京都の庭を訪れます。
お楽しみに。
(横内)