住宅特集の2021年1月号に「博多の家」が掲載されました。

今回は断面図に横内がドローイングと着彩をしています。

また
表千家の名席・松風楼を写した和室のディテールも掲載しています。
忠実に写していますので興味のある方は是非。

巻末には「NIWA HOUSE」の書評も載っています。



撮影は楓の葉先が赤くなりだした11月の中旬に行いました。

カメラマンは新建築社の山森さん。
限られた時間の中で太陽の動きを読み、次々に撮影。
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和室の撮影は少し太陽が傾いたころにゆっくりと。

夕景までの待ち時間にお茶席の準備の仕方を
水屋での下準備も含めて間近で見学させて頂きました。

お茶時の準備は器や道具はもちろん床や腰板などをまず拭くところから始まるのだそうです。

そうすることで道具や建物をきれい長く保ち、
それと伴なって
心静かに客人をもてなす精神性が磨かれるんだろうなと感じました。
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そして
贅沢にも炭点前も至近距離で見せて頂きました。
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こちらが炭点前のお道具。
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美しく無駄がなく、手際よく、それでいて物静かに。
見惚れてしまいました。
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炉にのった茶釜。

昨年の撮影時は風炉でのお点前だったので、
自分が図面を描いた炉でのお茶は始めてです。
そんな体験ひとつひとつがとても嬉しい瞬間です。
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太陽が沈む間際に夕景の撮影。
夕景は雑誌には掲載されませんでしたが、
とっぷりと日が暮れる瞬間瞬間を堪能しました。
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そして、
撮影終了後にお茶とお菓子を頂きました。
とても美味しゅうございました。


建て主さまへ
撮影が遅くなったにも関わらず、
あたたかなお茶のお心遣い、誠にありがとうございました。

また、撮影の為に率先してお庭の水撒きもして頂きとても助かりました。
本当にありがとうございました。

今後共、どうぞよろしくお願い致します。


追伸

茶道の師範でもある建て主様Ｎ夫人のおススメ映画は「日々是好日」
とても良い映画です。

横内も「いい映画だった。」と言っていました。
興味がある方は是非。


スタッフ・上野