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旧社屋が解体され、
更地になった土地に
新たな拠点が建ち上がってきました。

今回の建物の名前は「萌蘖(ほうげつ)」とベガハウスの現会長・八幡秀樹氏によって命名されました。
古い切り株からひこばえが芽を出して再び大樹に成長するという意味が込められているそうです。
「おもて」の棟には八帖二間の和室があり、広縁があります。
その広縁は約8mの長さになるのですが、片持ちの登り梁で縁側の桁を支え、柱を無くしています。
ケヤキの210角の通柱が大黒柱となります。
和室には堀ごたつが設けられるのですが、家具作家の村澤一晃氏が主体となって検討を重ねていきました。
天板は漆塗りになり、昇降式で収納することも可能です。
「なかえ」の棟の床は主寝室以外はすべて土間床になっています。
土間の中には床暖房の配管が埋設されています。

沓石は桜島の溶岩石です。
ダイニング空間は船底天井で天井が高く、三方向の庭を眺めることができます。
実施設計の段階から1/10のスケールで軸組模型を作り、打合せをしてきました。
上棟式にはベガハウスの社員、八幡家のご家族、その他大勢の方が出席されました。


餅まきにはご近所の方々や、隣の保育園児などがいらっしゃって、大盛況。
その後の宴会は夜まで続いたようです。

スタッフ渡邉