呉羽の家 House in Kureha
作品一覧
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富山県は冬の期間が長く、暗い天気の日が多いので、天井高さを2550mmと高めにしている。
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リビングから南庭を見る。
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間口は2間半で元は二間続きの和室。右手は床1間と押入れだった。
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床材はクオーツ600×600(ダントー)天井はサツマヨシベニヤ。壁はシルタッチSP仕上げ 色№224(フジワラ化学)。
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開口部は左側がFIX。右側が隠し框一本引きのベアガラス戸となっている。ストーブはコンツーラC850。
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断熱ロールブラインドを閉めたところ。
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南庭を正面から見る。地被はタマリュウ。左手の大きな葉はフキ。
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同じく南庭。高木は左からヤマモミジ、コハウチワカエデ、ヤマボウシ。
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南庭を西から望む。正面右手が門。左手が玄関。
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リビングから北庭を見る。左手がキッチン。右手奥が書斎コーナー。
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玄関への出入口から正面に書斎コーナーを見る。
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書斎コーナーから北庭を見る
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キッチンカウンターは900H。コンロ部分のみ800Hとしている。カウンター材はコーリアン エクリュ(デュポン)
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北庭全景。高木はヤマモミジ、モチ、ソヨゴ、ガマズミなど。景石は元からここにあったものを深く沈めて用いている。
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地被は杉苔。生育が難しい苔だが、この地に合っているらしく、1年で見事に活着した。砂は伊勢砂利五分を用いている。
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主寝室、書斎コーナーに窓をとり、通風を確保している。
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改修された洗面所とその奥に浴室を見る。浴室壁はクオーツ300×600、サンド(ダントー)洗面所の床はコルクタイル。
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玄関見返し。建具と土間の床、一部天井は既存のままとしている。
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玄関から正面にダイニングの入口を見る。入口にはガラス入りの格子戸を設け、冬の冷気が入るのを防いでいる。
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南側道路からの外観。屋根にストーブ用の煙突を取り付けた他は既存のままとした。
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改修前と改修後
富山市の西部呉羽町にある既存住宅の改修。元は和室が二間続きだったところを洋室のワンルームとし、LDKを配置した。南と北にそれぞれあった庭も改修して、季節感豊かな雑木の庭とし、どこからでも緑を楽しめる構成とした。ダイニングの一画には天井高の低い書斎コーナーを設け、そこからも庭が見えるようにしている。2匹の愛犬が同居するため、床は滑りにくいタイル張りとし、冬の厳しい寒さに備え床暖房を施している。
Data
- 所在地
- 富山県
- 構造規模
- 木造2階建て
- 延床面積
- 166.29m2 ・・・
- 竣工
- 2016年
- 施工
- 木の香 前川建築
- 掲載誌
- 撮影者
- 横内敏人建築設計事務所