十津川の家 House in Totsukawa
作品一覧- 敷地は十津川の谷筋に点在する古い集落の中にある
- 南側ファサード正面を見る。1階右手の格子戸が玄関
- 外壁は弾性リシンソフトローラー仕上げとしている
- 1階部分の土庇と縁側を見る。土庇の屋根下地は杉厚板 t=30mm
- 北側からダイニングとリビングを見る。右手奥が和室
- キッチンよりダイニングとリビングを見る
- 玄関付近からダイニング、リビング、一番奥に和室を見る
- リビング窓際の床には床下の冷気を室内に導くための通気孔が設けられている
- 断熱ロールブラインドを閉めたところ
- リビングとひとつながりの和室。多目的に使用する
- 障子を閉めたところ
- リビングのソファコーナーとその奥にキッチンと吹抜けを見る
- キッチンの上部は屋根勾配を利用した吹抜けとなっている
- キッチンには吹抜けの天窓から採光している
- 階段下はパソコンコーナーとなっている
- キッチンから吹抜けを見返す
- 階段上部の廊下。2階床はすべて杉縁甲板
- 2階から吹抜けを見る。2つのトップライトはいずれも開閉式。夏は常時あけて通風を取る
- 2階北側のプレイルーム
- 玄関を見返す
- 洗面所から外に出ると物干しがある
- 南側夕景。谷あいなので陽が落ちるのが早い
奈良県の最南部、十津川村の古い集落の中に建つ夫婦と幼い子のための小住宅。
1階が大きく2階が小さい平面形に対して、古くからある民家のような急勾配の大屋根をかけ、2階は屋根裏のような構成とした。これにより建物の表面積が小さくなり、冬が寒い地域で効率良く断熱を取ることができた。また室内の北側に屋根の勾配を利用して吹抜けを設け、1・2階が一体と感じられるような空間構成としている。
Data
- 所在地
- 奈良県
- 構造規模
- 木造二階建て
- 延床面積
- 116.75m2 ・・・
- 竣工
- 2013年
- 施工
- 柳瀬工務店
- 掲載誌
- 撮影者
- 横内敏人建築設計事務所