細庭の家 House with a Linear Garden,2013
作品一覧- 交差点から建物を見る。コーナーの煙突が街角のランドマークになるように考えた。
- 敷地は南側道路から約1.2m高く造成されていた。
- 東側立面。1階北側にカーポートを確保する為、出隅をキャンティレバーとしている。
- 道路から細庭を見上げる。
- 南側立面。道路とのレベル差と低い板塀を用いてリビングのプライバシィを確保している。
- エントランスポーチを正面から見る。
- リビングからは庭の植栽越しに道路の向かいにある緑地を望めるようになっている。
- リビングの暖炉コーナー。
- ダイニングからリビングを見る。
- 縁側のすぐ外に幅1.0mほどの植栽がある。
- リビングからダイニング・キッチン方向を見る。
- リビングのロールスクリーンを閉めたところ。上部のランマから通風をとれる。
- 2階和室からリビングダイニングを見下ろす。
- 2階フリールーム。右手がリビングの吹き抜け。正面が和室。
- 和室のコーナーを見る。ランマはFIXガラス窓。
- キッチンを見る。床はコルクタイル。
- 書斎からは縁側を通じて庭に出ることができる。
- 壁面は大版タイル貼り。天井は桧縁甲板。
- 夕景の外観。
- 夜景。道路側外観。
- 1階・2階平面図
- 矩計図
閑静な街区の角地に建つ住宅。南側道路と敷地の間の1.2mのレベル差を利用して道路からのプライバシィを確保し、家の中からは1.0m幅の細長い庭越しに道路の向かいにある緑地を望めるようにしてある。リビングとダイニングキッチンは庭に面して2階と空間的につながる吹き抜けのワンルームとなっていて、それにより夏は十分な風通しを得、冬は家全体を効率良く暖めることができる。また、屋根には大容量のソーラーパネルを備えている。
Data
- 所在地
- 兵庫県
- 構造規模
- 木造2階建て
- 延床面積
- 144.77m2 ・・・
- 竣工
- 2013年
- 施工
- 越智工務店
- 掲載誌
- 撮影者
- 横内敏人建築設計事務所