泰勝寺の家(増改築) House in Taishouji (Renovation), 2012
作品一覧- 改修した主屋は江戸末期に建てられたもの
- アプローチからの目隠しのためにつくられた石塀 地元熊本の石を使っている
- 既存主屋の座敷 断熱の改修のみ施工している
- 既存主屋の床廻り 力強さと繊細さが見事に調和している
- 座敷の北側にある改修されたダイニングルーム 元は納戸と板の間だった
- 改修部ダイニングからサンルームを見る
- 改修部ダイニングから既存座敷を見る 冬は障子を入れて区切ることができる
- ダイニングからリビングを見る
- リビングの正面壁にある仏像を収めるためのニッチ
- 改修部リビングからサンルームを見る サンルームは既存土間を改修したもの
- 改修されたサンルーム 元々は北庭に面した土間スペースだった
- 既存主屋玄関 床のみテラコッタに改修した
- キッチン 以前に改修したキッチンを床のみテラコッタに改修した
- ファミリーダイニング 天井と床を改修した
- ファミリーダイニング
- 改修されたパントリイ キッチンの隣に設けられた
- 洗面所からは北庭に直接出れるようになっている
- 新設されたバスルーム 壁は建主が選定したタイルを用いている
- 改修されたトイレ
- 子供部屋 床材はレッドオーク
熊本市中にある名刹泰勝寺の近くに建つ江戸末期の武家屋敷の増改築工事。
格式の高い南側の座敷部分は床下の改修のみで既存のままとし、北側の諸室を若い夫婦の現代的な生活に合うようにつくり替える計画とした。特に料理研究家であり、アンティークの好きな奥様のために、キッチンやパントリイなどのワークスペースを充実させ、リビング・ダイニングはサンルームを介して北庭と連続させることで必要な明るさを確保し、ホームパーティーやバーベキューなどさまざまな使い方に対応できるように計画している。
Data
- 所在地
- 熊本県
- 構造規模
- 木造地上2階
- 延床面積
- 136.50m2 ・・・
- 竣工
- 2012年
- 施工
- 円ホーム
- 掲載誌
- チルチンびと76号 2013年6月号(風土社)
- 撮影者
- 横内敏人建築設計事務所