丹(和食店舗) TAN (Japanese Restaurant )
作品一覧- 白川に面した入口を見返す。出入口の建具は両袖壁に引き込まれている。
- 店の前には道路をはさんで白川が流れている。
- 白川に面する開口部は、1,2階共に全開口できるようになっている。
- 1階右手の壁内にメーター類が収められている。
- 白川の対岸から店を見る。
- 店の1階中央に置かれた大テーブル。材はブビンガ。
- 建具を閉めたところ。一番右が出入口。
- 天井は吸音、吸湿、吸臭性能の高いヨシを用いている。
- 床は鉄平石。目地は50mmとし洗い出しとしている。
- 出入口の下り天井は杉源平柾縁甲板張り。
- 出入口から店の奥を見る。一番奥に中庭の緑が見える。
- テーブル正面は焼物用の灰炉。
- 階段下を利用した飲み物のサービスコーナー。
- 大テーブルの下にはキャンバス地の荷物入れがつけられている。
- この店のために特注した椅子。家具作家、 戸田直美さんの作。
- 2階へ上る階段から見上げる。天井は1階と同じヨシを用いている。
- 店舗2階。白川沿いに植えられた柳の梢を正面に見る。
- 開口部のガラスは両袖壁に引き込まれ、季節の許すかぎり開放して使う。
- 窓際のカウンター席から白川を見下ろす。カウンター材はウォールナット。
- 開口部の内法高さは、西陽が入りすぎないように1500mmとしている。
- 2階客席を白川側から見る。中央には暖炉があり、冬は火を入れる。
- 1階奥の中庭。白ヤブ椿、ホソバイヌビワ、キチジョウソウを植えている。
- 白川対岸からの夕景。
京都の三条白川下ルにある朝食と昼食が中心の和食の店舗。木造の既存家屋を改築した。丹後地方で採れる新鮮で豊かな食材を用いた、簡素だが質の高い食を提供する店のイメージを内外装で表現しようと努めた。店の前に流れる白川沿いの風情を店の中でも感じられるように、白川に面する開口部は季節が許すかぎり開け放して使用できるように考えられている。1階は住宅の食堂と台所。2階は居間のような気楽にくつろげる雰囲気とした。
Data
- 所在地
- 京都府
- 構造規模
- 木造2階建
- 延床面積
- 89.84m2 ・・・・
- 竣工
- 2016年
- 施工
- 興石(中村外二工務店)
- 掲載誌
- 撮影者
- 横内敏人建築設計事務所