猿投の家 House in Sanage
作品一覧- 前面道路から敷地を見る。敷地の西半分には雑木林が残されている。
- アプローチ階段を見上げる。右手は駐車スペースで4台停めることができる。
- アプローチ階段を上がったところから家の外観を見る。右手庇下が玄関。
- L字型に囲われた庭を見る。庭は御主人の趣味の盆栽の展示場所となっている。
- リビングルームを東側より見る。西側の林が一望できるように南面と西面はガラスの開口部としている。
- 右手がキッチン。キッチン上部は棟近くの屋根を一部高くしてトップライトと通気窓を設けている。
- 西側に林があるため夏は午後日影となり風通のみで十分に涼しい。
- リビング西側はガラス開口となっているが林があるため、夏でも西陽の暑さが気になることはない。
- 暖炉とソファコーナーを見る。
- 庭側よりリビング北側を見る。右手奥がキッチン。
- キッチンより左手にダイニング、右手にリビングを見る。
- リビングからキッチンカウンターを見る。上部のトップライトからの採光により昼間は照明がいらない。
- ダイニングからキッチンを見る。
- ダイニングからキッチンを見る。左手奥が洗面所と浴室。
- キッチンから奥に洗面所と浴室を直線上につなぎ、家事動線を短くしている。
敷地は豊田市近郊の猿投という果樹栽培が盛んな豊村地区にある。近年は宅地化が進み、この敷地も新設された宅地だが、敷地の西側半分に元からあった雑木林が残されていたのが大きな特徴だった。計画はこの林の魅力をいかに活かすかがテーマとなり、最終的に林に面して大きな開口部があるL字型の平屋プランとなった。L字の要の部分には機能性を考え台所を置いたが、上部には採光と夏の通風を目的としたトップライトを設けている。
Data
- 所在地
- 愛知県
- 構造規模
- 木造平屋
- 延床面積
- 119.66m2 ・・・
- 竣工
- 2014年
- 施工
- 松井住宅
- 掲載誌
- 建築知識 2016年2月号(エクスナレッジ)
- 撮影者
- 横内敏人建築設計事務所